アントマンとしては3作目の作品で、MARVEL映画フェーズ5の始まりとなる、
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」を見てきたので、
ネタバレなしの感想と、ネタバレありの考察をしていく。
後半にネタバレありの記事になるので、要注意❗
ネタバレなし感想
結論としては、まあまあだった。
話の構成は見やすく笑い所も多っかったので、
家族で見るのにはいい映画だと思った。
ただ、要所要所で少し深掘りが足りないなと思う所も多かったので、
見終わった後はまあまあだなという感想に落ち着いた。
足りないなと感じたところは、ネタバレもりもりになってしまうため後半で書いていく。
これから見る人のために、どの作品を見ておいたほうが良いかまでをネタバレ無しで紹介する。
見ておいたほうがいい作品
必須級
アントマン1・2
3作目なので、前作までの流れは知らないと結構キツい。
アベンジャーズ・エンドゲーム
アントマン2の後の話で、実質アントマン2.5。
1・2ほどではないけど見てないと、「?」となる箇所は多いと思う。
見ておくと◎
ロキ
見ておくと今回の映画の細部を理解するのが楽になる為、見ておくと吉。
今年にシーズン2もあるし、めちゃくちゃおもしろいのでおすすめ。
以下ネタバレあり感想
感想
ネタバレなしでも書いたと通りで、まあまあだった。
指パッチンの間に成長したキャシーと
父親として色々考えている、スコットとの親子の絆が深まるストーリーだった。
良かった所
笑えるところや小ネタが多かった
アントマン1作目でクビになったサーティーワンを弄り倒す下りや、
一瞬だけど、アントマンの2作目でスコットを見張っていた、ウー捜査官と仲良くご飯を食べているところは良かった。
翻訳こんにゃく扱いされていた、トロトロの元となっている赤いやつもかわいくて好きだった。
劇中でスコットが出していた自伝本は、実際に2023年9月ごろに発売されるらしい。
日本での発売は不明だけど凄く読んでみたい。
ハンク・ピムがイケメンすぎる
今回出番は少なかったけど、存在感抜群だった。
スコットの自伝も読んでるし、ピンチにアリ軍団を引き連れてくるところも凄く良かった。
ハンク・ピムを演じている、マイケル・ダグラスは78歳らしい。
こんなイケメンお祖父ちゃんになりたい
残念だった所
過去作のキャラの存在が不明
前作のメインヴィランのゴーストや1・2で活躍した同僚3人組の所在が一切不明だった。
見逃していたかもしれないので配信で要検証ではあるけど、本当に触れられていなかった。
ゴーストは今後活躍するかも…?みたいな噂もあるので、
その兼ね合いで出られなかったのかもしれないけど結構残念だった。
同僚3人組も1・2でいいキャラだったので、3も少し期待したけど話の内容的に厳しかったんだなとは思うけど残念だった。
征服者カーンの存在
カーンの圧倒的な強さや威圧感は凄く良かった。
ロキで登場した、在り続ける者とは違う圧倒的な雰囲気は流石だなと思った。
戦闘力も非常に高く、戦闘服を着ているときはほぼ無敵。
素手でも相当強いことがわかった。
「アベンジャーズを何人も殺してきた」発言も納得できる物だった。
だからこそやられ方が結構あっけなさ過ぎたように感じた。
やられた原因として、カーン自体の油断はあったと思うし、事故的な要素が重なっての撃破だった。
フェーズ5の敵となっていく他のカーンたちが撃破できずに、量子世界に送り込んだやつを撃破し切るのは少し釈然としなかった。
これは最近の映画のヴィラン自体撃破することのほうが少なくなってきているので、感じた違和感かもしれない。
考察
エンドロール後のシーンや今後の展開について考察してみる。
カーン軍団
エンディング後、様々なタイムラインのカーンが集まっていた。
俳優のジョナサン・メジャースの演技力が詰まった印象的なシーンだった。
征服者カーン程の凶悪さがなくても、全員マルチバースを自由に行来できる技術力を持っているはずなので、今後の展開はすごく楽しみ。
なんとなく過去作で見たような見た目のカーンがいたり、色々な格好のカーンがいたので過去登場していたキャラが実は…❗みたいな展開がありそうだと思った。
ロキ シーズン2
2つ目のエンドクレジットで登場した、ロキとメビウス。
どこかの時間のカーンを見に行っているようだった。
シンプルにメビウスとロキがまた仲良く?行動をともにしているのが良かった。
1作目で在り続ける者がいなくなってしまった後の世界のカーンを探しに行っているんだろうなと思う。
シーズン2でカーン軍団の全貌が見えてくるんじゃないかとは思う。