ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの最終章 VOLUME 3を見てきた。
本格的にマーベルユニバースにハマったのが、ドクター・ストレンジからだったので、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズを映画館で見るのは初めだった。
念願の映画館ガーディアンズほ、本当に最高だったので、正直な感想を書き記していく。
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映画の前提知識について
今作はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーシリーズの最終章となる三作目で、サノスの指パッチンからそれなりにたったあとの話。
2作目やエンドゲームを見ていれば大筋はわかるけど、ディズニープラスで配信された「ホリデーミックス」も必ず見ておいたほうが良い。
笑どころも多いシリーズだけど今回はかなり、グッとくるシーンも多いためハンカチは必須。
自分は4回泣いたし、周りもかなり泣いていた。
上映時間は149分とかなり長いけど、内容が濃すぎて一瞬だった、前置きはここまでにして内容に触れていく。
以下ネタバレあり
感想
結論
ハッピーエンドで本当に良かった。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが最終章であること、公開前からガモーラ役のゾーイ・サルダナやドラックス役のデイヴ。バウディスタの引退ニュースが報道されていたので、
正直ストーリー内で亡くなってしまうんじゃないかとハラハラしてた。
蓋を開けてみたら、死別のないハッピーエンドで本当に良かった。
全体について
ロケットの過去を追体験しながら、進んでいった本作は笑える要素も泣ける要素もアクションもてんこ盛りだった。
Volume2のエンドロールで話に出ていた、アダムウォーロックは今回はほぼ噛ませ犬みたいな役回りになっていたけど、存在感は抜群だった。
140分の時間をフルに使って、ロケットの過去、立ち直るクイルや過去ガモーラとの中についてなど、みんなの関係性をしっかり掘り下げていたのが本当に良かった。
印象に残ったところ
コスモ
ディズニープラスで配信された『ホリデーミックス』から登場したワンちゃん。
吹替版の声優が悠木碧さん(まどマギのまどかやワンパンマンのタツマキ役)だったので、「こいつはチョイ役ではない！」と思ったんだけど、
出番こそ少ないものの大活躍だった。
能力は超強力な念力で、瓦礫で敵をぺちゃんこにしたり、
物語終盤でノーウェアと敵戦艦の連結を補助したりとワンパンマンに出てくる旋律のタツマキを彷彿とさせるパワフルな能力だった。
クラグリンと仲良くしてるのもすごく良かった。
クラグリン
コスモやノーウェアのみんなと仲良くやりつつ、
いざという時には頼れるおっちゃん。Volume2の終盤でまったりスープ飲んでるシーンが好きだった。
ヨンドゥから受け継いだフィンを終盤使いこなせるようになるのが良かったし
使いこなす直前のヨンドゥ登場が胸熱すぎて泣いた。
今後もたまに出てきてほっこりさせて欲しい。
マンティス
『ホリデーミックス』でクイルの妹属性が追加されたマンティス。
今作は見せ場も多く、笑えるシーンも多かった。
相手の感情を変えたり、記憶を消したりできるスカーレット・ウィッチを彷彿とさせる能力で大活躍だった。
ドラックスは相当記憶消されてそう。
何度か首から『ゴキッ』と落ちるシーンがあったけどピンピンしてたので、昆虫節的な身体能力も結構あるのかもしれないなと思った。
ほぼ猛獣使い的なポジションになって去って行ってしまったけど、放浪する感じなら今後の再登場も全然ありそう。
ドラックス
家族の敵である、サノスのいなくなったあともみんなとともに行動する熱い漢。
クイルの1番の友だちという自負があるのが好き。
ガタイを活かした戦闘以外の1面が、捉えられていた子どもたちとのコミニュケーションで見れたのもすごく良かった。
ラストシーンでついに踊るところも見れたのも良かった。頼れる父親として子どもたちを導いてほしい。
ネビュラ
エンドゲームあたりからどんどん株が上がっている頼れる姉さん。
ガモーラ無き今チームを引っ張っていく存在となっていた。
口は悪いけど、序盤の手慣れた介抱をするシーンや、クイルが敵船に取り残されたと思い即座に敵船に乗り込んだり、
ロケットが回復したときは泣きそうになっていた事から、みんなのことを本当に大事に思っているのが伝わってきた。
エンドゲームのときにスタークとかなり仲良くなっていたし、コミュ力も高そうなので他のメンバーとも絡みはあると思うので再登場はかなり期待できる。
さらっと仲間入りしていたアダムはアホっぽいので辛辣なツッコミを入れてほしい。
グルート
ムキムキになったり、頭だけになったり大忙しのグルート。
1や2では見なかった技を身に着けていて面白かった。
怪獣っぽくなったり、翼を生やしたりと可能性は無限大に感じた。
敵の中に根っこをはやす激エグ技も健在だった。
終盤ではかなり大きくなっていたので、次登場するときはハルクバスターぐらいのサイズ感でヌッと登場しそう。
グルートの過去の掘り下げはあまりなかったのでいつかやってほしい。
ガモーラ
エンドゲームで過去からやってきたガモーラ。
ネビュラとは結構連絡を取っている様子も伺えた。
クイルとの関係性にそれなりに思うところはあったんだろうなとは感じた。
躊躇なく敵を脅したりクイルを突き飛ばしたりと凶暴な一面が多く見えた今回。
でもネビュラの安否を常に気にしていたし、ロケットがさらわれそうになったときや、謎のもふもふもしっかり守っているところから根の優しさが垣間見えたのも良かった。
クイルとは別の道に進みラベジャーズの一員としてやっていくようだったけど、すでにラベジャーズのみんなとかなり仲良さそうだったので幸せに過ごしてほしいと思う。
ピーター・クイル
我らがスターロード。
ガモーラを失ったのがかなり響いていた、ただ失っただけじゃなくて実質本人の過去ガモーラがいたのも大きかったと思う。
終盤の宇宙に投げ出されるシーンがかなり怖かった。
Volume2で同じようなシチュエーションになっていたのを連想させたので本当に怖かった。
アダムに感謝。
最後地球に帰るのは意外だった。
今後何をして過ごしていくのかがかなり気になる。
ホワット・イフのヨンドゥにさらわれなかった世界ではハンバーガー屋さんで働いていたので、
誰かが立ち寄ったときに接客する展開があるかもしれない。
ロケット
主人公
予告編や本編後からも死亡フラグビンビンだったし、過去作でも「アライグマは寿命短いしな」と言っていたりしていたので結構覚悟して見ていた。
最終的にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーを背負う船長として新た仲間と一緒に進んでいくエンドに落ち着いたので本当に良かった。
過去作でロケットの過去は暗いものだということは示唆されていたけど、本当に悲しい話だった。
終盤のライラの「これはあなたの物語なんだよ」が印象的だった。
言われた瞬間1・2やインフィニティ・ウォー エンドゲームの記憶が蘇り、「確かにそうだ！」と思った。
早く1・2・3を一気見したい。セリフ後の現実に戻る前の「俺はアライグマじゃない」がジワジワきた。
ノーウェアで大量の動物たちとどう過ごしていくのかもかなり気になる。
新しい仲間たちと活躍するところも見てみたい。
総括
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOLUME 3は間違いない名作だった。
各キャラも掘り下げられて、テンポもよく面白く笑える最高の作品。
今後続編が出ないのは少しさみしいけど、ハッピーエンドだったので良かったと思う。
ディズニープラスで配信されるであろう裏話や、NGシーン集もかなり楽しみ。